新着情報
再生医療JAPAN 2023 出展の結果ご報告
10月11日~13日の3日間、再生医療JAPAN 2023に出展致しました。今回は簡単にその結果についてご報告させていただきます。
iP-TEC®の展示はこれまでライブ輸送資材(一次容器から三次容器+蓄熱材)が中心でしたが、当展示会ではコンセプトをガラッと変更し、製品化前の技術シーズを積極的に公開し、市場ニーズとの親和性を確認していく事にターゲットを置きました。
実は公開した技術シーズは、京都大学iPS細胞研究財団様とのmyiPS®に係る共同研究の過程で生み出されたもので、すべて切売り可能な技術になっており、お客様とのカスタマイズも可能です。
公開した技術展示内容は次の通りです。
・閉鎖系灌流培養をテーマにした細胞培養コンテナ容器、細胞培養バッグ、簡易細胞培養装置の設計
・無菌接続をテーマにした無菌チューブ接続コネクタや、無菌チューブ接合装置
・myiPS®実現のための取組み紹介
・細胞製品用容器のカスタマイズ
→詳細は以下展示パネルでご確認いただけます!
myiPS®共同研究 https://www.sanplatec.co.jp/uploads/info/myiPS_kyoudoukaihatsu.pdf
iP-TEC®技術シーズ https://www.sanplatec.co.jp/uploads/info/iP-TEC_gijutsuseeds.pdf
展示会の総評としては、如何に細胞を小スペースで効率よく、且つ無菌状態で培養できるかといった課題や、現場ニーズに沿った新たな無菌接続機構の模索といった課題をお持ちの研究者の方や企業の方が、予想以上に多いと感じました。既にディスカッションを始めたお客様も複数ございます。
会期中3日間で、お名刺交換させていただきました方は160名にも上りました。改めてご来訪ありがとうございました。
製品化前の技術シーズについて多くのご興味を頂きましたが、製品化前であるが故に、更なるブラッシュアップやお客様専用仕様へのカスタマイズなどが可能な状況です。当社では随時、ご相談をお受けしておりますので、何か課題やご興味があれば、お気軽にお問合せください。